お客様がお持ちだった黄色い大粒のカラーストーンリングをプラチナ900製でリモデルいたしました。
旧作は唐草模様の繊細な透かしが美しいデザインでしたが、今回は大胆にリモデル。
アーム部分にはしっかりと幅と厚みをもたせ、大きな中石をしっかりと支える安心感のあるつけ心地を実現しました。
もとのリングには「Pm900」の刻印があり、これは現在のプラチナ製品に用いられる「Pt900」に近い素材を示しています。
昭和30〜40年代頃までは「Pt」ではなく「Pm」と表記されることが一般的で、当時の時代背景を感じさせる特徴のひとつです。
古き良き時代の記憶を受け継ぎつつ、新しいスタイルへと生まれ変わったリング。
お手元に馴染む確かな存在感とともに、これからも永く輝き続けます。