お客様より紫色の宝石の指輪をお預かりし、宝石を特定してほしい、とのご依頼をいただきました。
専門の鑑定機関での調査の結果、その石はアメシストでもタンザナイトでもなく、透明感と澄んだ輝きを湛えた稀少なパープルサファイアであるとのこと。
デザインはお客様からいただいたイメージに沿って、シンプルでありながらもアンティーク調の趣を加えてお仕立てしました。
宝石の持つ美しさをより引き立てるデザインです。
Pt900の上品なプラチナに、小さなメレダイヤをあしらった装飾が添えられ、指元に控えめながらも華やかな存在感を与える一品。
紫の奥に潜む深みと透明感は、光を受けるたびに表情を変え、眺めるほどに新しい魅力を見せてくれます。